ハローワークネットサービスのAI活用
ハローワークは就職を希望する人が、求人情報を調べたり相談したりする機関ですが、「ハローワークインターネットサービス」にアクセスして登録すれば、職種・就業地・賃金・休日など、希望する求人条件を保存することができ、ハローワークに行かなくてもオンラインで、直接気に入った求人に応募することができます。ハローワークが扱う新規求人は、年間800万件以上あり、絞り込んで探すことができるこのサービスは便利な反面、利用者から入力方法や求人に対する問い合わせなどの質問も増えているため、現在、厚生労働省は、このインターネットサービスのAI活用を検討しています。
今後、利用者からの問い合わせに自動で回答することができないか実証実験を行う予定で、上手く活用できれば、サービスの利便性を高め、窓口の職員の業務負担を減らすことができます。
実証実験の期間は1年間で、使い勝手やリスクなどを検証し、改善点を調査して実用化を目指すそうです。
2025年05月07日 12:53