新社会人の仕事に関する意識調査
医療品メーカーが行ったアンケートによると、この春新社会人になる学生が、就職先を選ぶにあたって重視したのは、給与、勤務地、ワークライフバランス、仕事内容の順だったそうです。今から10年近く前に行ったアンケートでは、業種や職種、給与、勤務地、その後に福利厚生の順だったので、学生が就職先に求めるものが、変化してきたことがわかります。
3番目に選ばれた「ワークライフバランス」を重視するということは、仕事とプライベートを分け、自分自身の生活や趣味などを大切にしたいと思っている若者が増えているということなのでしょう。
また、不安に感じることのアンケートであった、効率やタイムマネジメントを気にするあたりも現在の若者らしいと感じますが、職場の人間関係や仕事をうまくこなせるかといったことを心配しているところなどは以前と変わっておらず、いつの時代でも社会に出て仕事をする際に感じる不安要素は同じようです。
政府が2019年から実施している「働き方改革」が浸透してきているのか、自分の健康管理についても高い関心がありました。こういった気持ちが、「ワークライフバランス」にもつながっているのでしょう。体と心を上手に守りながら、仕事を頑張って欲しいと思います。
2025年04月10日 12:34