協会けんぽの令和7年度保険料率
令和7年度4月納付分からの協会けんぽの保険料率が公表されました。各都道府県によって料率は違ってきますが、7年度一番高い県は佐賀県で、10.78%となりました。反対に一番低いのは沖縄県の9.44%で、その差は1.34%でした。
全国平均は、ちょうど10.00%で、その全国平均より高い都道府県は22県、低い都道府県は25件でした。
昨年度より引き上げになった都道府県は28県、引き下げが18県、変わらないのが1県となり、全体的に東日本北より西日本の方が、全国平均より高い傾向にあります。
協会けんぽの保険料率は、都道府県ごとに年齢構成や所得水準の差などを調整したうえで、加入者1人あたりの医療費に基づいて算出されています。つまり県の加入者がケガや健康に気をつけ、病気にならないほど保険料は安くなる仕組みです。
保険料は、加入者と事業所で折半して支払っていますが、少しでも保険料の負担を減らしたいなら、健康的な生活を心掛ける必要があるということになります。
尚、厚生年金の保険料は、平成29年9月を最後に引き上げが終了し、現在18.3%(加入者負担は9.15%)で固定されています。
2025年03月11日 12:56