ネコノミクス
「ニャンニャンニャン」の語呂合わせから、2月22日は「猫の日」と言われています。コロナ禍により、在宅勤務が増え、郊外や地方に住むようになったり、家にいることで飼育がしやすい環境になったりしたことや、人と会うことが制限されたため、孤独感を癒す理由でペットを飼い始めた人が、この2,3年で増えたそうです。
そのペットの中でも一番人気があるのが猫で、最近では飼育数が犬を上回りました。ネットやSNSでも猫の話題を見ない日はないぐらい人気です。
そのため、猫の飼育用品やグッズ、写真集などの物だけにとどまらず、猫カフェや猫で有名な場所への観光など、体験型の商品も売り上げが伸びています。
こういった猫に関する経済効果を、5年ほど前から「アベノミクス」にかけて、「ネコノミクス」と呼び、様々な企業も猫の人気にあやかり商品展開をしています。
ちなみに、犬の場合は、「イヌノミクス」と言われ、両方合わせ5兆円近い経済効果があるそうです。
実際にペットを飼うことで、「毎日が楽しくなった」「寂しさを感じることが少なくなった」など、ストレスの緩和や精神の安定などの良い効果が出ている人が多く見られ、例え飼育にお金はかかっても、このようなメリットの方が大きいと感じている人が多いのか、ペット関連の支出は年々高くなっています。
最後まで責任を持って飼い、ペットも人も幸せであるなら、このようなお金の使い方で、経済を支えていくのもいいかもしれません。
2023年02月14日 12:05