社労士の出前授業
皆さんが社会に出た時、年金や健康保険料・雇用保険料などが引かれている給与明細を見て、これは一体何の為に引かれているのだろうと疑問に思ったりはしませんでしたか?また、退職時や転職の際の手続きに戸惑ったり、社会保険や労働保険の申請の方法が分からず困った人もいると思います。
このような疑問や不安を少しでも解消するために、全国47都道府県にある社会保険労務士会では、学生のための「出前授業」を行っています。
社会保障制度の仕組みや決まりについて、労働・社会保険・労務管理の唯一の国家資格者である社会保険労務士が学校へ直接赴き、学生の皆さんが社会人になった時に安心して働いていけるように分かりやすく説明します。
病気やケガで働くことができなくなった時、職場や通勤中にケガをした時、失業や退職した時など、基礎知識が記載された教材を使用して授業を進めるため、分かりやすいと学生の皆さんにも好評だそうです。
働くことに関する知識は、知っておいて損はありません。教育の場でのこういった「出前授業」がもっと増えれば、多くの人がより良い社会生活を送っていけるようになるのではないでしょうか。
また、社会科の授業や進路に関する取り組みの一環として利用するのもいいと思います。
社労士による「出前授業」を希望される学校教育関係者等の方は、お近くの社会保険労務士会へお問い合わせください。
2022年10月04日 12:27