国民皆歯科検診
政府が「骨太の方針」のひとつとして、全国民に歯科検診を義務付ける「国民皆歯科検診」の導入を検討すると発表しました。これは、歯の健康を維持することで、他の病気の発症を抑え、医療費の増加を防ぐためと言われています。
現在、歯科検診を義務化しているのは、1歳半・3歳の乳幼児と小中高生の学校検診、歯に有害な業務を行っている人に限られています。
最近の研究では、自身の歯を多く残している人ほど健康を維持している人が多いと明らかにされていて、そのためには歯周病などの早期の治療が必要となるそうです。しかし、国内では歯科検診の受診率が低いため、早ければ令和7年を目標に義務化していく予定です。
厚生労働省は、80歳で自らの歯を20本残す、「8020運動」を進めてきましたが、今後、国民全員に必ず受診してもらう具体的な方法を考える必要があると思います。また、地域によって、歯科医院の数が違う場合もあり、国民に負担を強いることになるかもしれないことも考慮しなくてはいけないでしょう。
ただ、高齢になっても自分で噛んで食事ができる人は、元気で健康である人が多いですから、1年に1回歯科検診をするのは望ましいことだと思います。
2022年05月31日 12:24