屋外のマスク着用の緩和
5月の下旬になり、気温が上昇していますが、コロナ対策のマスク着用について、20日に政府より考え方が公表されました。それによりますと、屋外では周囲と距離が取れる場合のみならず、会話がない場合もマスク不要とし、2歳以上の未就学児はマスク着用を一律には求めなくてもよいとするそうです。
もちろん、「公共交通機関利用時は着用する」などの取り決めは必要だと思いますが、マスク着用にこだわるあまり、熱中症になるリスクを冒すのは、健康のためにならないですし、未就学児に関しては、言語をまだうまく使うことができず、表情で気持ちを読み取るために、マスクがあると今後の発達に影響をおよぼしかねません。
今回の発表を受け、65%以上が「賛成する」と出ているアンケート結果もあります。
ただ、元々日本では、マスク着用は義務ではなくあくまでお願いベースであったため、周りの目を気にして外すことがしづらい雰囲気であることも確かです。やはりここは、公の機関ではっきりと「屋外は不要」と宣言してもらわないと、結局外すタイミングを見失いそうです。
特に学生の体育の授業時や部活動の際は、熱中症防止のために外すことを、文部科学省からも提示して欲しいと願いますし、屋外で仕事をする労働者も、自分の体調に合わせて、マスクを外す選択も時には必要だと思います。
これからのコロナ対策は、わたしたちひとりひとりが、気温などの状況を考慮して、臨機応変に対応していくべきでしょう。
2022年05月24日 12:40