職場での義理チョコ
2月14日のバレンタインデーに、職場の男性に義理チョコを渡すという習慣は、もうなくなっていくかもしれません。アンケートによると、女性の8割は参加したくない、もしくは渡さないと言っており、男性の5割は貰ってもうれしくないと言っているそうです。
もちろん、コロナ禍によるテレワークの推進や、不要な接触を避けるといった事情もありますが、理由はそれだけではないようで、女性にとっては、親しい人へのチョコレートならいいが、義理でわざわざ時間とお金をかけて用意するのは無駄に感じるようですし、男性側も貰ったらホワイトデーにお返しをしなければならないから、手放しでは喜べないといった理由だそうです。
確かにコミュニケーションのひとつとして、日頃の感謝を伝えたり、親睦が深まったりと言った良い側面もありますが、そこにメリットを感じる人は1割ほどです。
男性へのプレゼントというよりも、多くのチョコレートが集まるこの時期に、自分へのご褒美としてちょっと高級なチョコレートを購入する女性が増えているそうです。また、若い女性の間では「友チョコ」と言って、友達同士で渡し合うチョコレートも随分前から流行っているそうです。
今後、職場におけるバレンタインデーのチョコは、女性から男性へのプレゼントではなく、女性だけのイベントになっていく可能性が高そうです。
2022年02月14日 12:50