ワーク・ライフ・バランス
ワーク・ライフ・バランスとは「働くすべての方々が、『仕事』と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった『仕事以外の生活』との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方」のことです。最近では、性別や年齢に関係なく、それぞれの労働者がそれぞれの働き方を見つけ、仕事と生活のバランスをとれることが大事であるという考え方が支流になっています。
メリットとしては、私生活の充実による仕事の生産性向上が第一ですが、実現している企業の優良なイメージを育てることができるのも大きく、同時に従業員の満足度が上がり離職率の低下によって、優秀な人材の流出を防ぐことにもつながります。
現在、若い世代にはこういった働き方が浸透しています。
導入にあたっては、仕事内容・地域・従業員数などの現状を考慮したうえで、自社に合った施策を進める必要があります。
取り組みの例として、「仕事と育児・介護両立支援」「短時間勤務制度」「テレワークの導入」「フレックスタイム制度の導入」などがあります。
課題としては、従業員側は男女の仕事に対する意識の違いや、年次有給休暇の取得率の低さ、企業側は生産性低下のリスクなどが挙げられています。
国からもさまざまな支援を打ち出しています。興味のある方は、当事務所へご相談ください。
2021年11月02日 12:45