「巣ごもり需要」と「リベンジ消費」
「巣ごもり需要」とは、外出を控えるようになった人々が、家で楽しく快適に過ごすための消費行動のことを言います。自粛期間でまず注目を集めたのは、ネット通販やフードデリバリー、ゲーム事業などでしたが、ステイホーム生活が長期化するにつれ、巣ごもり需要のトレンドも変化し、日頃外食を控えている分、多少値が張っても体に良いものやおいしいものを求めたり、ディスプレイやWi-Fiルーター等を増設し、家でも快適に働ける環境を整えたりといったニーズが生まれました。
また、同じく家で快適に過ごす為、白物家電の売り上げも好調だそうです。
そしてワクチンがある程度の人にいき渡ったこれからは、今まで旅行や外食などに行けず、使えなかったお金を使おうとする「リベンジ消費」といった現象が起きてくると予想されています。
実際、時計や車など一部の高級品で、すでにこういった現象が出ているとのことです。
新型コロナによって冷え込んだ経済が消費によって上向きになり、同時にコロナ禍で進んだリモートワークや地方への移住など、新しいビジネススタイルによって、働きやすい環境が構築された明るい未来が、早くきてほしいと願います。
2021年10月26日 12:25